小うるさいけどこれだけは言わせてくれ

さっきオヒサルGJなどと申し上げたばかりですが、いきなり容赦なく手のひら返し(`・ω・´)
だって職業病(`・ω・´)


今さっきオヒサルの方の就任会見関連記事(http://www.montedio.or.jp/news/news_071210_2.htm)見たんですが、中の人、さすがに、プライベートの趣味ブログじゃないんだから、この文章はどーすか。全国規模の会社、じゃない法人なんだし、J'sさんと比較もされちゃうんですから、もうちょいガンガってください('A`)


この手の文章を作るのは、話し手ではなく書き手です。会見記録記事とはいえ、話しことばをそのまま書きことばにする必要はないですよ?文字起こしの作業したことある人ならわかるだろうけど、どんなに理路整然と話す人のことばも、そのまま文章になってることは、まずありえない(もしレアケースとしてそういう話し手がいたとしたら、その人の話には甚だしく魅力が欠けているはず)。そもそも、句読点ってのは、話しことばを書きことばにする際に、意味を理解しやすくすることを考えて補うものです。「話した内容がこの通りだったから」といってる場合じゃありません。繰り返しますが、文章を作るのは、話し手ではなく書き手ですよ。最初の理事長挨拶の部分、ちょっとだけ書きことばに変えてみる。

大分だいぶ報道の方が先行した興味のあった新監督就任記者会見となりました。正式に契約したのは先ほどです。理事長の私の立場としては昨年からのチームのカラーである「選手たちが一丸となってボールを追いかけ、ゴールを目指すひたむきさ」を新監督には継続し欲しいと思います。
新監督招聘には中井川GMが精力的に働いてくれまして、今後彼は補強選手等のチーム作りを目指していくわけですが、きます。小林監督は、その結果、小林監督は保有している選手たちの能力を、最大限に引き出す力を持っている監督だと思っております。(そのことは)小林監督のキャリアを見ればお分かりだと思います。
最大限の力を引き出すということは、1つ強い求心力、リーダーシップを持っているということ それから選手に対して注文する、選手の気持ちを引き出すというコミュニケーション能力を高いレベルで持っているということもう1つは規律を尊重するということだと思います。情に流されずにしっかりと采配できるということを確信しております。

句読点・助詞を入れ替え、表記を少し入れ替えたり語を補ったりするとこんな風になります。さらに句点や指示語を補い、文節の並列関係を明確にすれば、もっとリーダブルになるはず。この作業は、「話の趣旨をねじ曲げる」とか「文章を添削する」とかいう話とは全然意味が違いますよ〜。

…といいますか、不思議なんですけど、クラハに時々記される流麗で抒情的な文章の書き手さんがいらっしゃいますよね?ファンです。で、その人が今回の記事を書いた人と同一人物だとは到底思えんわけです。違う人なんだろな。今回の人、修業するべし。とりあえず「以下敬体は略します」と書いたらちゃんと略そう。ね?