樋口監督の契約延長せず

色々と評価もあるでしょうが、こういう世界の習いとして、今日くだされた決断を監督自身が最も潔く真摯に受け止めてるんだと思う。


けど、樋口さんも、2年間同じピッチを見つめてきた仲間だから、やっぱりちょっとしんみりする(´・ω・`)
お疲れさん。初めてのチームとしては、ウチはどうだったい?ちょっとでも楽しんでくれたかな?たまらなくうれしい瞬間はあったかな?今後、長く交流できそうな仲間や人脈は出来たかな?記憶に残るシーンがいくつかでもあったらいいな。


一段上から見てても、とにかく頑固でアツい人だってことは、よくわかりました。物腰が丁寧だから、柔和なイメージで語られることも多かったけど、「どうして!」ってなミスがでると、ベンチ脇の枠を思いっきりぶったたいてたでしょ?いつも、その凄い音に選手が「ビクっ!( ;゚Д゚))」って飛び上がりそうになってたの知ってた?
「J2最優秀ボールボーイ」の称号でからかいたくなるあの「スローイン催促」も、樋口さんがどれだけゲームに入れ込んでるか、よく伝わるものでしたよ。


アピールできるタイプでも、パフォーマンスできるタイプでもなかったから、苦労したこともあったかな?ウチは小さいところだからねえ、そういうの大変そうだな。けど、いつかのサテライトで、ほとんど全員が引き上げたあとのピッチに残ってた樋口さんに、「監督!来週のダービー勝とう!」って声かけたら、しっかり手を挙げて「がんばります!」って応えてくれたよね。ああいうの好きだった。・・まあ、試合は引き分けだったんだけどさ。けど、ウチにとってダービーって何か、なんてローカルな色合いも理解してくれてるんだな、とうれしくなりました。「山形=右サイドアタック」、「山形=細かい約束事作っての守備」という色、先代の監督からあったのかも知れないけれど、樋口さんの2年ですっかり定着しましたね。


また、どこかで会おうね。ウチの歴代監督は結構出世してるから、樋口さんもそのうちエラいところにいくかもね。こんどは、「山形にやられてしまいました。残念です。しかしウチの選手もハードワークしてくれました。」といわせる。頭も10倍くらいかきむしらせるよ。・・・その時までには試合後会見のバリエーション、増やしておくほうがいいと思うぞ。