山形ー磐田

ふんふんと、主に後半のNo19のばてぶりを切なくなりながら見たわけですが。我らが勝さんもおっさんになってしもうたのか。時の流れは残酷であることよ。

と考えたら

今年の問題はやっぱり中盤から後ろだったんだよなあ。
去年は中盤と前線にスーパーな選手がいたから、それとの比較で得点不足云々を言いたくはなるんだけど、そしてそれも確かに問題ではあるんだけど、でも一昨年を振り返ってみたらああまあそうかと。
レオが怪我がちになってパフォーマンス落ちる→西河くる、CBが故障だらけでNo14がCBという緊急事態→前田くる、みたいに、最終ラインはこれまでもとにかく応急処置だらけで凌ぎきってきたわけですが、今年はその応急処置も効かなかったですなあ。さらに問題は中盤の底で、J2時代からの定番コンビがグラついたらチームもコケた、みたいな話か。むー。
それでも、前回のアウェー磐田戦と比べたら5メーターくらいは下がった最終ラインのおかげで途中までは我慢しきれていたんだけども、あのダイレクトを決められたらねえ。ねえ。

あんなん無しよ。

あの失点シーンで前田選手のマーカーはNo3だったわけですが、でもあのスルーからのターンを「離すな」ってのはちょっとムリがあるかねえ。それより、あそこで相手の金園選手にきれいにお膳立てされたのはどうにかできなかったのかなあとちょっと悔しい。ペナルティの外だったかな?違ったか?いやー、あの金園という選手はとてもいい選手だなあ、と思うけど、でも悔しいなあ。(もうちょっとジウシーニョ選手引っ張ってくれたらな、川口選手と仲良しにしてくれてたら。。と身勝手なタラレバをつぶやいてみる。)

まあでもいい材料が無かったわけではない

No2の攻撃性はよかったよね。トラップミスはご愛嬌ですが、あれだけ上がれてたらそのうち一本くらい決まるだろ。で、No24が中盤でゲームメイクし出したら結構楽しいかもしれん。キャプテンがシュートしたカウンターとかけっこう迫力あったしねえ。

山形らしさを探しながら

うーん、どうなんでしょうねえ。やっぱりこう、「主導権握る」みたいな理想を掲げないと、なかなかいい選手も来てはくれないのかなあ。正直ムリもあるよなあ、と思うんだけどなあ。いわゆるドン引きからロングカウンターって戦術に上がり目がない、っていう意見は何となくわかるけど、それでもなんかほら、プロがきちんとやったらどうにかなるんちゃうの?ならんか?バルセロナじゃなくて3年前くらいの川崎を目指す方向はだめかね。ヘナチーニョクラスがいないとムリ?守備の時はきっちり耐えて耐えて凌ぎきって、カウンターで一気に盛り上がるって、何かこう、山形の県民性にはかなりあってる気がするんですけどねえ。