週末ノーゴール男

レーニングゲーム(vs JSC)

レーニングゲーム見に行ったんですけど、連休最終日だからいいもん食おうと思って出かけた酒肴の買い出しがちょっと長引きまして、着いたのはちょうどNo10が引っ込む所。従って俺の中では「ユースッ子入ってもスコアレス」の試合としてインプットされておりますので、ジュビロ戦勝利の余韻がまだ続いております。



…そんなわきゃねえ。なんかこう全員イライラしながらプレーしてる感じで見ててちょっとつらく、本当は選手にオメデトくらい言いたくて行ったんですが、ホイッスルとともに早々と駐車場から退出。
まあ、あれだ、そんな日もあらあね。次がんばろな。な。

ところで

週末2試合で合計6ゴールが出たことになるんですが、一応両方の試合に顔出して1つも見てないってのも凄くないっすかww超不発弾男。
…大白鳥、行ってもいい?いいっすか?

おもてなし作戦伝染中

日刊スポーツウェブによると、赤いチームの社長さんがこんなことをおっしゃったそうで。

 浦和が観客動員アップを目指し、ホーム戦に来場する対戦相手のサポーターへの「ホスピタリティー」を強化することが、分かった。埼玉スタジアムでの主催試合当日、最寄りの浦和美園駅構内に、対戦相手のサポーターを意識した「歓迎」の横断幕を張り、熱中症対策でアウェー側の入場ゲート周辺に仮設テントを設置するプランを検討中だ。

 橋本社長は「地元の方はもちろん、遠方から来られる方も、また足を運びたいと思えるような雰囲気をつくりたい」と話し、自治体や関係各所との調整に入った。同社長は4日のアウェー山形戦を視察した際、横断幕や花笠音頭など地域をあげた歓迎に感銘を受けたといい、「こうした取り組みをした方がいい、というお手紙を多数いただいてます」という。

うーん、難しい話ではあると思うんですよね。「ホームスタジアムの雰囲気作り」という話はどうなるんだ、ということもあるし、ウチのキャプテンもおっしゃるように、「他サポに頼らずホームを満員にできる体力をつけないと安定した集客につながらない」という話もあるでしょう。実際、浦和も、常に埼スタ満員ならこんな試み考えなかったような気もするし。泉中央でやるときのお隣さんは常に、「アウェーサポは檻の中に放り込んどけ」ってなストロングスタイルですよねえ。あれもアリっちゃアリだ。だからこそ燃えるところもあるわけで。ウチはウチなりの事情があって、地域におけるクラブの価値を「誘客」「経済効果」というポイントでアピールしたいがための、ひとひねり入ってのホームタウンアピール活動、という側面があるわけですから、この「過剰」に見えるホスピタリティを、肯定否定に関わらず、他クラブと全く同列に考えることは難しいかも知れません。


けど、まあ、そういう話はこっちにおいといて、素直な感想を言うと、こういう発想が広がるのはいいことだと思います。選手はもちろん、サポも、勝ったらうれしくて負けたら悔しいのは当たり前なんだけども、別に勝ったチームが偉いわけじゃないし、負けたチームのサポは下向いて歩かなきゃいかんなんて話はもっとない。勝負は勝負なんだけれど、その勝負のためのギミックが暴走することで、失われる可能性もあるだろうとは思うわけです。それは経済効果、集客力という話に限らず。「○○のサポだ」っていうだけで遠く離れた地域の人と話に花が咲く、共感も嫉妬も(笑)湧く、なんてこと、多分他にないっすよ。

で、思い出した。

今年日本平に行ったとき、場内案内の人に、「桜えびってどこで買えます?アウェーユニやばいですか?」なんて聞いてたらですね、「兄ちゃん、俺が案内してやるよ!!ほら、女連れでアウェー歩き回って絡まれたら面倒だろ?俺が守ってやるから!」と、まあなんつうか、明らかに素人じゃない感じの清水サポのおじさんが声かけてくれたんですよ。一瞬「え?これって絡まれてるって言わね?」って戸惑ったんですが、ともかく着いて行ってみた。そしたらなんつうか、多分予想以上の有名人っぽくて、すれ違う清水サポの人がみんなそのおじさんに挨拶してんですわ。もう、こっちは檻の中の珍獣状態で。けど、なんか歩きながらの話が凄く愉快に転がって、「えらいよねえ、よく静岡まできたなあ!」「いやいや、ゲンのいいスタジアムみたいなんで(菓子杯)。今日もがんばっちゃっていいっすか?w」「生意気なw二度目はねえぞ。けどよお、開幕戦は痺れたぜ!」「うっへっへ、アザっす」とかそんな与太話をしながらビールおごってもらったぐらいにして売店まで到着、「んじゃな!」とさわやかに立ち去られました。


なぜかその後の試合のことはすっかり記憶がないわけですが、このコンコースでの出来事はなんかすげー思い出深く。もう一回痺れてもらえましたでしょうか。うっへっへ。