シンプル

天皇杯ベストメンバーにこだわるのは放映権獲得社(あれ、あそこは会社形態じゃなかったか)への配慮で、春秋にこだわるのもメディア露出(広告市場における対費用効果)を通じた放映権入札への配慮、そして代表強化にこだわるのも放映権を一括契約しているキー局への配慮、と。実に一貫してて分かりやすいと思います。「大分め、せっかくあれだけナビスコでテレビ露出したのに次の放送局さんに迷惑かけるとはいったい何考えてんだ」ってあたりですかね。問題は、そういう古いタイプのテレビ中心的メディア観が、キー/ネットの放送網を持つ日本においては、必然的に東京(関東)にしか通用しないビジネスモデルを提示してしまうということで。早い話が、自動車製造業をスポンサーに持ってるクラブと地元のスーパーマーケットをスポンサーに持ってるクラブとでは、テレビ露出のもたらす対費用効果が全く異なる、ということを理解する気は、うーん、まるでないでしょうね(苦笑)