reality bites

リーグも残り3試合になって、順位も多分9で確定、他にも何ともやるせない話ばかりの秋を迎えてしまったウチのチーム。新入団選手内定の知らせふくめ、いい話がないわけじゃないけど、なんだか最近元気がない。


けど、きっと、ここが一番苦しいんだと思う。今まで、J2昇格だとか、大当たりで昇格争いとかを繰り広げたりとか、「J2には珍しいパスサッカー」を標榜してアイデンティティにプライドを持ってきたりしたけども、実際、J2で最下位争いに加わっている経営的基盤を考えれば、現状でもまだラッキーな遺産を上手くやりくりして凌いでいる、といったほうがいいくらい。今年3分1敗だったお隣と比べてみても、ロペスを2年間キープできるお金がウチにないことは明らかじゃないか。


・・・なあんてことは、実はみんな知ってたのに、実際にリーグが始まると、どうしても夢の方を追いかけてしまうよね。だって目の前にゲームがあるんだし。一度は首位にも立ったんだし。


けど、今年になって何度も中の人から表明されてる「育成に力を入れて」という方針は、「来年上にあがります」という方向と真逆を向いていることは、そろそろ理解した方がいいと思うんだ。ガチガチに後ろ固めて爆発的なFW二枚借金で持ってきて、というサッカーやって、とにかく一回あがるの目指して、という方向だってないわけじゃない。けど、それやってもいいとこエレベーター属性を獲得する、って位の先例しかない上に、ウチの場合は上のリーグに参加する準備金を取り崩してる。


ただ、だからせいぜいいじけてひねくれてろというわけじゃなくて、こういう現状を、真正面からうけとめて、そこからの出発を考えたほうがいいんじゃないか、と思う。誰かのせいにすりゃ気分は落ち着くけど、けど現実問題そういうことで解決する案件がほとんどないってことは、みんなよくよく知ってるわけで。


まあ、焦らず、一歩一歩、いきましょうよ。ね。