なんと適確な

とりあえずだ。モナはスゴイと声を大にして申し上げたい。

「前回の失敗からなにも学ばないで」とかなんとか世間では言われているようだが、失敗を怖れてトライしないのではファインゴールも生まれないというもの。よく考えりゃあ前回のキャスター起用時、知名度はほぼゼロ、「2001年山形のno11は?」と道行く人を問いつめるに近かったわけで(正解は佐藤太)、そのような日の当たらないコーナーから目の覚めるような飛び出しを見せたモナは、この時点で既にフランスW杯クロアチア戦の中西栄輔に匹敵したと言えよう。以降、ヨゴレキャラとしての王道を突き進み、「あれもう一回ボランチから立て直すのかな」と思わせておいてこの見事なキラーパスである。何千万かの収入と伊東輝のように安定したポジショニングを捨て去ったこのフリックパスに拍手を惜しんではなるまい。中田氏(旅人)の全盛時すら既に突き抜けた、ノリヲキックのようなオーラを漂わせる美技に皆酔いしれるがよい。モナに比べれば、すぎもとあやだのすぎたかおるだのは、所詮小針や森敦彦に過ぎん。パスコースを開けるためだけに使われたきょじんぐんの選手は羽生カラ走り乙といったところか。

ともあれ、「同じアナとして憤りを感じる」などと抜かすおおつかやたかしまは、自らが「ピクシーよりイルハンの方がカワイイし」などと抜かしたニワカであることを自覚すべき。高田総統インリン様の後継者に指名するなど、機を得て的を外さぬアシストも登場したことでもあり、今後とも全盛期の前園を思わせる切り返しとウィルばりの暴発芸でスタジアムを沸かせて下さるよう切にお願いを申し上げる次第。



…などと、下らぬことを考えていたら、お隣さんが斎藤大介レンタル補強だと。これもまた的を射た…。キープ力だけではなく広角にパスさばけるタイプがNo10とNo11を操りだしたら手が付けられんだろ。なじめたらえらいことになりそうな気がします。



んでは、笠松行ってきまーす。